特別編冒頭はモノローグから。
平成8年、夏。
京都府最北端の海の田舎町に佇む民宿に一人の女性が連泊に来る。それがあさこである。名前以外の一切の情報を秘めたミステリアスな大人の女性だと紹介されていく。
主人公である将司は海岸に立っていた。目線の先には水着姿のあさこ。そして将司は決意する。夏休みの目標として泳げるようになると…。
将司は姉・さやかに泳ぎを教えてもらおうと頼み込んでいくが…。ビデオテープの上書き録画の件で母親と揉めていた。
怒り狂う姉のさやか。
完全に萎縮してしまった将司…。はっきりと伝えられず…姉はそのまま部活へレッツゴー。続いて父親に泳ぎを教えてもらおうと頼むが用事があって断られてしまう。
最後に母親であるが『かーちゃん泳げないよ』とあっさりと断られる将司。
誰にも泳ぎを教えてもらえず絶望を感じていた中…あさこがアプローチしてくる。
『へー将司、泳ぎ教えて欲しいんだ、あたしが教えたげよっか?』
初恋の女性であるあさこに泳ぎを教えてもらう事になった将司。心臓バクバク状態となっていく。そして海辺にてあさこの水泳レクチャーが開始されていく。
泳ぎを教えてもらう中であさこが将司にアドバイスをしていく。
『今のうちにスポーツやっとくと中高で女子にモテるよー』
それを聞いて、あさこも運動が得意な男の方が好きなのかと尋ねていく将司。しかし、あさこへの質問はBB弾と交換条件であった為、教えてもらえず…。
再び泳ぎの練習に力を入れていく。
疲れた将司があさこの胸にもたれかかる一幕などあり。その後、将司は砂浜に一旦あがってあさこの泳ぎをお手本として見ていく。
『あぁキレイだな…このままあさねぇをずっと見ていたい』
そんな事を考えながら砂浜で寝てしまう将司。
目が覚めると夕方になっていた。あさこに謝る将司。
『ぜーんぜん、こんな日があってもいいじゃん?』
あさこに嫌われていなくて安堵する将司。あさこをじっと見つめていると『シャツ着てて残念って?』と問いかけてくるあさこ。
『もっと際どいハイレグの方が良かった?』
将司をからかっていくあさこ。
そして波打ち際に光る物体を発見する将司。なんとレアBB弾であった。質問が一つできるようになった将司。
『また泳ぎを教えてくれる?』
質問と言うよりもお願いをする将司。そんな彼に応えていくあさこ。
『質問を答える代わりに君のお宝BB弾をちょーだいっつーゲームだってのに…君ってほんと奔放…まぁいいよ』
『仰せのとーりに』
将司のお願いを受け入れてくれるあさこ。
最後はモノローグで締めくくられていく。まだ小さかった将司はあさこと一緒に居られる時間がずっと続くものだと信じていた…。特別編は終了となっていく。
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