朝食時、食卓にはキレイなお姉さん・あさこの眩いばかりの食べ姿に将司、さやかの二人は釘付け。あさこは将司を助けたお礼で食卓に呼ばれていた。
キレイなお姉さんであるあさこを見て飛びつくのがさやか。
『お客さん！東京のどこから来たの？』
『仕事は何してる人？芸能人の知り合いとかいるの？』
そんなさやかの質問にあさこのノーコメントを貫いていく。訳は将司とゲームをしているからである。昨夜の出来事を思い出していく将司。
『あたしの履歴書を埋めてくれたらその時はあたしがキミを大人にしてあげる』
その言葉が脳裏から離れず、レアなBB弾をGETする事を考えていく将司。
食事後、庭先に出て咲いている花を見ていくあさこ。
『あさっ…おねぇさん！今日はどこいくの？』
教えてもらえなかった将司。
そして彼はBB弾を探す為に町の中をウロウロと彷徨っていく。
途中、駄菓子屋であるタチバナ商店による。そこでドラゴンボールのカードダスを引くと超サイヤ人のキラカードをGETする将司。
店主のおばちゃんに運を使い切ってしまったね～と囁かれる将司。途中、母子がやってきて子供がカードダスを引く。ダブリが出たらしく騒ぐ子供。そんな彼に将司はいま出たばかりのレアなキラカードを交換しようと伝えていく。
カードと一緒に子供から平べったい石も貰う将司。
そしてBB弾探しに池へとやってくるといじめっ子集団と遭遇。あさこの写真は撮ってきたかと言われるが否定する。
『へんっじゃあ、まだ仲間に入れてやんねーよ』
するといじめっ子の一人が将司の持っている平ぺったい石に気付いて奪い取ろうとしてくる。
『いやだぁー！！！』
渾身の力をこめて池に石を投げていく将司。何度も水を切って石は対岸まで届いてく。同時に石は寝ていた野良犬にヒット。
犬が心配になった将司は野良犬を抱えて内藤診療所へ連れて行く。しかし、ここは動物病院ではない。先生も困り果てるが犬を心配する将司を見て、助手に隣町の動物病院まで犬を連れていってあげてと指示。
代わりに先生から父親宛の手紙を預かる将司。
帰宅した将司は父親に預かってきた手紙を手渡す。同時におつかいのご褒美としてあさがおのプランターを譲り受ける。
どこに埋めようか悩んでいると地面にBB弾を見つける将司。しかし、あさこが現れて先にBB弾を奪われてしまう。
『ふふん残念、こいつはあたしのもの』
しかし、将司の持っている朝顔に気付いたあさこ。BB弾と朝顔を交換しようと提案。実はあさこ…朝から朝顔を探し回っていたのだ。
朝顔を埋めるあさこに見惚れていく将司。
『ねぇ…せっかく教えてあげたのに呼ばないんだね…あさこって』
将司はあさこから名前を呼ぶ練習をさせられていく。
少し刺激的な名前を呼ぶ練習に心臓バクバク状態になっていく将司。
『今日ゲットした激レアアイテムの使い道ちゃんと考えときなよ…あたしはどこにも逃げないからさ』
あさこの対応が刺激的だったので、その場に座り込んでしまう将司。同時にさやかがその一部始終をチラ見していた。
『おかーさん…なんかマサとお客さんが抱き合ってた…気がする…』
『あの将司にそんあ甲斐性あるもんかね』
さやかの言葉は両親にまったく信用されなかった。
『あさこ…あったかくてやわらかいんだなぁ…』
夕方の風に吹かれながら余韻に浸っていく将司。ここで2話は終了。
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